不惑を超えて「天命を知る」私の50年の歩み

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〜ガリガリ少年が“天職”に出会い、自信を手にするまで〜

1975年、長野県大町市に3600gの元気な男の子として生まれた私は、50歳の節目を迎えました。不惑の40代を経て、ようやく「自分の使命=天命」が見えてきた今、これまでの道のりを振り返り、自分史としてまとめてみたいと思います。📝

幼少期の記憶:肝油ドロップと雪山スキー

1978年、幼少期は宮城県白石市で3歳まで過ごしました。
幼稚園の思い出といえば、帰りに配られる肝油ドロップ2個
その甘くて独特な味は今でも忘れられません。

その後、父の仕事の関係で新潟県長岡市へ引っ越し、豪雪地帯で小学校4年生までを過ごしました。
毎年、屋根の雪下ろしを手伝い、家の前にできた雪山でスキーの練習をするのが冬の定番。
悠久山の長い滑り台やプール、そして毎年家族で信濃川の土手から観た長岡花火大会の3尺玉が、今でも心に残っています。🎆

1984年、小学4年生の春。
再び父の転勤で、長野県松川村へ3回目の引っ越し
このときは、仲の良かった友達と離れることになり、環境の変化とともに「別れの寂しさ」をはじめて感じた記憶があります。

学びと挑戦:書道とそろばん、そして野球漬けの9年間

小2から始めた書道教室では、2年間で書道2段を取得。
数字が好きだった私はそろばんも習い、小6で珠算1級を取得。
地区大会では4位に入賞したこともあり、競い合う中で集中力や達成感を身につけることができました。🧮

そしてもうひとつの柱が、野球でした。
小4から地元の少年野球チームに所属し、
中学では軟式野球、高校では硬式野球と、気がつけば9年間ずっと野球漬けの毎日。
特に高校の野球部時代は、今でも「地獄の2年半」と振り返るほど厳しいものでした。
しかしその中で、忍耐力、精神力、そして仲間との絆を全身で学び、
自分の根っこにある体力とメンタルの土台が築かれていったのだと思います。⚾

今でも目を閉じると、北アルプスの雄大な山並みが浮かび、黒部ダムから流れる川のせせらぎが静かに聞こえてきます。
長野県の大自然に囲まれながら、小4~高3まで、私は本当に野球に明け暮れる日々を送っていました。

大学生活と新たな出会い:アウトドアとサーフィン

1993年、神奈川県茅ヶ崎市での一人暮らしをスタート。
大学進学のための4回目の引っ越しでした。
初めて親元を離れての生活に不安もありましたが、海のそばの街で始まった新生活には、どこかワクワクした記憶があります。

同年、文教大学情報学部情報システム学科に推薦入学。
当時購入したNECのPC-98ノートパソコンは、今思い出しても懐かしさでいっぱいです。

大学生活では、アウトドアサークルに所属し、キャンプや合宿を通して自然の魅力に触れながら、
仲間とともに自由で充実した時間を過ごしました。⛺

そしてこの時期、今の妻と出会います。👩
1つ年上の彼女とは、大学に入って間もなく出会い、価値観や感性の近さに強く惹かれました。
その出会いは、私の人生における大きな転機のひとつとなります。

さらに1995年にはサーフィンと出合い、波のリズムに身を委ねる感覚に魅了されました。
自然と一体になるあの心地よさは、言葉では言い表せないほどの感動があり、私の中に新しい価値観が芽生えていきました。🏄

大学時代は、人との出会い、自然との出会い、そして自分自身と向き合うきっかけをくれた、かけがえのない時間だったと心から思います。

“トレーナー”という天職との出会い

1996年、大学4年の就職活動中、ちょうど“就職氷河期”の真っただ中
将来に漠然とした不安を抱えながら求人を探していたとき、地元のスポーツクラブのアルバイト募集が目に留まりました。

直感で始めたそのアルバイトが、私の人生を大きく変えることになります。
トレーニング指導を通してお客様から直接「ありがとう」と感謝される、その瞬間の喜びとやりがいは、
それまでのどんなアルバイトでも感じたことのないものでした。

夢中になって読み漁ったのは、ウィダートレーニングバイブルシリーズ。💪
現場での指導と並行して、知識と実践を繰り返す日々が始まりました。
身体が変わり、感謝され、自分も成長できるこの仕事に、私は心の底から惹かれていきました。

そして確信したのです。
自分は、トレーナーという道で生きていく
それが私にとっての“天職”だと。

ガリガリ体質に悩んだ思春期と、変化の兆し

実は、私は子どもの頃から好き嫌いが多く、かなりのガリガリ体質
体重が増えないことがコンプレックスで、身体測定で裸になるのが嫌だったのを今でも覚えています。

  • 中1春:147cm/33kg
  • 高1春:170cm/51kg
  • 大学入学時:180cm/68kg
  • スポーツクラブアルバイト開始時:180cm/62kg
  • 1年後:75kgにビルドアップ!💪

この1年間での増量と身体の変化は、まさに人生の転機。週5回の筋トレ食事の見直しを続けた結果、長年の悩みだった「ガリガリ体質」を卒業。長年のコンプレックスが消え、ようやく自分に自信が持てるようになりました。🍴

知識と資格でキャリアを広げる

2001年、さらなる知識を求めて東海大学スポーツ医科学研究所の研修員に。
大学の女子ラクロス部・スキー競技部のストレングスコーチとしてサポートも始めました。

スポーツクラブで働きながら夜間に大学へ通い、東海大学トレーニングリーダー養成プログラムを受講。大学のヘッドストレングスコーチ・有賀先生のもと、専門知識を徹底的に学びました。

  • 2001年:NSCA認定パーソナルトレーナー取得
  • 2002年:NSCA認定S&Cスペシャリスト取得
  • 2006年:NSCAジャパン認定検定員取得

まさにこの時期、私のストレングスコーチ、パーソナルトレーナーとしてのベースが築かれました。👨

指導の場を東京へ、そして独立へ

2006年、31歳で地元のスポーツクラブを退職。
これまで培った経験を活かし、活動拠点を東京都内へ移しました
パーソナルジムをいくつか渡り歩きながら、日常的に運動を取り入れたい方から、経営者、財界人、芸能人、スポーツ選手まで、多様なニーズに応えてきました。

それぞれのクライアントに合わせた指導を通して、現場力と柔軟な対応力を磨いていった時期でもあります。

そして2016年、41歳で独立。
契約ジムでの指導に加えて、出張パーソナルトレーニングも本格的に開始。
自分の腕一本で生きていく”という覚悟とともに、新たなステージに踏み出しました。

もうひとつの出合い——暗号資産との関わり

2016年、独立を果たしパーソナルトレーナーとしての活動を本格化させる一方で、
この頃から、フィンテック(暗号資産)の情報が耳に入るようになりました。
「これは何かが変わる」——そんな直感に突き動かされ、少しずつ投資の世界
にも足を踏み入れていきました。

思い返せば大学時代、インターネットが一般に広がる前の黎明期から、ネットの世界に没頭し、情報を自分の手で掘り起こしていた経験があります。📡🌎
そして、もうひとつ——サーフィン。🏄
自然の波を読み、次に来るうねりに備える感覚は、今思えば「変化の兆し」を見抜く力を養ってくれていたのかもしれません。

情報を察知する嗅覚と、チャンスをつかみに行く行動力
この2つは、自分の人生において大きな武器となってきました。
誰よりも早く行動し、誰よりも先に経験する——
その中で得た視点は、「身体だけでなく、お金や時間も自分でコントロールする」という
経済的自立”という新しい軸を、私の中に生み出してくれました。

健康と経済の両輪を整えることで、人生の自由度は一気に広がる
この感覚は、今の私の価値観やライフスタイルに深く根付いています。

身体と向き合う。そして新たな健康への気づき

  • 2017年:眼圧が高く、検査で右目の緑内障が判明。右目左下の視野が欠ける。👀
  • 2020年:コロナ禍で出張指導がストップ。
    すぐに切り替えてリモートトレーニングを導入。環境の変化にも対応する柔軟さを身につけました。💻
  • 2021年:食べ物が頻繁に食道で詰まる症状に悩まされ、セカンドオピニオンでようやく原因が判明。
    希少疾患で難病指定されている好酸球性食道炎(EoE)と診断されました。10,000件に1〜2件の発見率という中で、自分の体にしっかり向き合った結果、正しい診断を得ることができました。
  • 2022年には、私が診断された好酸球性食道炎の治療に関して、東海大学医学部付属病院にて治験がスタート。🏥
    稀少で難治性とされるこの病に対して、ようやく本格的な研究と臨床が進み始めたことに、同じ症状で悩む方々にとっても希望の光が差し込むように感じました。

骨盤底筋トレーニングとの出会い、そして新たな専門分野へ

2022年、「むらさき乳腺外科クリニック五反田」で受付スタッフ向けにトレーニング研修を担当した際、pfilAtes™認定インストラクターという存在を知りました。
骨盤底筋群に特化したトレーニング”という新しいアプローチに強く惹かれたのを覚えています。

ちょうどその頃、私自身も夜間頻尿に悩まされていた時期でした。
そのため、自分の体で効果を確かめるべく、pfilAtesの4週間プログラムを実践。
すると驚くほどの変化があり、夜間に何度も目が覚めていたのが改善され、
日中の集中力や睡眠の質も向上するのを実感しました。
この体験を通して、「これはもっと多くの人に知ってほしい」と強く思うようになりました。

さらに、妻も出産後から軽い尿もれに悩んでいたことを思い出し、
私が学んだ知識とともに、エムセラ®とpfilAtes™を組み合わせたプログラムを提案・実践してもらいました。
最初は半信半疑だった妻も、数週間で明らかな変化を感じるようになり、
「もっと早く知っていればよかった」と言ってくれたとき、
この分野での可能性と必要性をあらためて確信しました。

フィットネス×AIの時代へ——“天命”が見え始めた瞬間

現在、そしてこれから——“天命”に生きる

2025年現在——
私は、オンライン指導や出張パーソナルトレーニングに加え、
「むらさき乳腺クリニック五反田」内のトレーニングルームで、
エムセラ®+pafilAtes™を組み合わせた骨盤底筋群専門トレーニングを提供しています。

40代を迎えた頃から、体力の低下や疲れの抜けにくさ、回復力の鈍さなど、明らかな身体の変化を実感するようになりました。これまで通りのハードなトレーニングでは逆に体を壊してしまうと気づき、私はライフスタイル全体を見直す決意をしました。

まず取り組んだのは、早起き生活の習慣化。🌄
そして、年齢に合った無理のない筋トレへと切り替え、軽めの運動を日々の中に自然に取り入れるようにしました。

さらに、食事の質を整えること、良質な睡眠を取ること、そしてストレスを溜め込まないこと
この3つを意識的に見直したことで、体調が安定し、心身ともに軽くなっていく感覚を得られました。

そして私は確信しました。
がんばりすぎなくてもいい。日常の中に無理なく取り入れられる小さな健康習慣こそが、
40代以降の健康のカギ
なのだと。

“私の天命”は、40代・50代のビジネスリーダーを救うこと

40代、50代というのは、まさに心と体のバランスが崩れやすくなる時期です。
仕事の責任は増し、家庭でも頼られる立場にありながら、
自分の体や心の異変を後回しにしてきたツケが、一気に現れはじめる——
それが、この年代のリアルです。

私自身も、体調の変化や病気の経験を通じて、
早めに気づき、対策することの重要性」を痛感してきました。

だからこそこれからは、同じように人知れず悩みを抱える40代・50代のビジネスリーダーたちに向けて、
尿もれ・頻尿改善を専門としたトレーニング指導を提供していきたいと考えています。

この分野はこれまで、女性のための“フェムケア”“フェムテック”として注目されてきました。
骨盤底筋ケアや排尿トラブルの対策は、女性にとって非常に大切なテーマです。

しかし実は、男性にとっても加齢やストレス、生活習慣の変化とともに無視できない課題でありながら、
多くの男性が声を上げられず、ひとりで抱え込んでしまっているニッチな領域でもあります。

そのために、まだ十分に知られていない“メンケア”や“メンテック”という新しい視点にも光を当て、
誰もが安心してケアを受けられる社会を広げていきたいと考えています。

また、私が目指しているのは“健康”だけにとどまらず、
人生後半における自信、行動力、そして経済的な自立までをサポートすること
そこには、健康だけでなく資産形成や働き方改革にも通じるフィンテック的な発想が必要だと感じています。

私がいう“フィンテック的な発想”とは、健康と経済的自立を一体で捉え、AIやデジタルの力を活用して、より自分らしく自由な生き方を設計していくことです。

これまでの体験、知識、技術、実績、そしてAIという新たな力をすべて注ぎ込み、
心身の健康とともに、人生に対する“自信”と“希望”を取り戻してもらう
それこそが、私が50歳でようやくたどり着いた「天命」です。

【あとがき】不惑を超え、“使命”を生きるこれから

振り返れば、私の人生は決して順風満帆ではありませんでした。
体が思うように育たなかった幼少期、野球で鍛えた学生時代、
ガリガリ体質を乗り越えた20代仕事の重圧に苦しみながら生活を立て直した30代
病気と向き合いながら専門性を磨いた40代——
そのすべてが、今の私をつくり上げた大切な学びの連続だったと感じています。

“健康”とは筋肉量や体力だけでなく、
食事・睡眠・ストレス・運動・心のあり方、そして経済的な安定までも含めたトータルなバランスが整ってこそ本物です。
40代以降は特に、「これまで通り」が通用しなくなり、生活習慣を根本から見直す必要があると実感しました。

無理をしない、がんばりすぎない、でもやめない——
そのバランスを見つけることが、人生後半の“成熟した健康”につながるのだと思います。

そして今、50歳という節目を迎え、ようやく私は「天命」にたどり着きました。
それは、これまでの経験や知識を活かして、同じように悩む誰かを支えること

とくに40代・50代のビジネスリーダーは、自分のケアを後回しにしがちです。
そんな彼らにこそ、本音で健康と向き合える場所を届けたい。
フェムテックメンテックフィンテック、そしてAIの力も活用しながら、
柔軟で持続可能な“新しい健康のかたち”を提案していきます。

この人生の後半戦は、使命を生きる時間
与えられた役割に感謝しながら、自分らしく、直感を信じ、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます!
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