健康の三種の神器➡1つ目は【運動】

運動

健康を手に入れるために絶対に外せない3つの項目があります。
それは、➊運動、➋栄養、➌休養です。


これらをまとめて私は、【健康の三種の神器】と呼んでいます。💡

健康の三種の神器➡1つ目は【運動】です。

運動とは?

身体活動のうち、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施し、継続性のある活動。
例:ジムやフィットネスクラブで行うトレーニングやエアロビクスなど、テニス・サッカー・バスケなどのスポーツ、余暇時間の散歩や活発な趣味など。

出典:厚生労働省


元々我々の祖先は、食べ物(エネルギー)を得るために狩猟をしたり、農耕をしたりしていました。その遺伝子は我々のDNAに深く刻まれています。しかし、現代は飽食の時代で、食べ物は近くのコンビニやスーパーに行けば、何でも好きな物が買えます。なので、食べ物を得るために無理に動く必要はなくなりました。すなわち、運動する必要がなくなったということです。


現代人は、先人に比べて明らかにエネルギーを消費していません。(運動をガンガンやっているアスリートは除く)エネルギーをろくに消費していないのに、エネルギーを摂取し過ぎています。その為、活動せず余ったエネルギーは体脂肪としてカラダに蓄えられ、肥満になる人が増えてきました。


現代は、飛行機、電車、バス、タクシー、エレベーター、エスカレーターなど、人が動かなくても移動できる便利な乗り物が数多くあります。なので、動く機会が昔よりも減ってきています。ましてや、コロナ禍で会社に出勤せずリモートワークになったことで、出勤時の消費カロリーまで削減されてしまい、より一層消費カロリーが減るライフスタイルに変わりつつあります。


私の個人的な意見ですが、令和以降は無理にでも運動をして、食べたエネルギーを消費する必要があると考えます。宇宙飛行士ではありませんが、1日のライフワークの中に、運動の時間を必ず入れなければいけない、そんな時代に突入してきたのかもしれません。


『働かざる者食うべからず』という言葉がありますが、太って病気になりたくなければ『動かざる者食うべからず』と覚えておいてください。

では、どんな運動をしたらよいのか?

◉ジョギングをすればいい?

◉スクワットをすればいい?

◉ヨガをすればいい?


単刀直入に申し上げると、単発の運動をしても効果的とは言えません。何事もバランスが大事と言いますが、運動もバランスが大事です。


運動は、➊筋力、➋心肺機能、➌柔軟性のトレーニングをバランスよく実施する必要があります。


これを私は【運動の三種の神器】と呼んでいます。💡



トレーナー目線では、運動=トレーニングです。

トレーニングとは?

日常生活における活動とは異なり、体をよい方向へと変えていくために意図的に行う運動のことです。

出典:トレーニング用語辞典【新訂版】


トレーニングには様々な基本原則がありますが、その中の一つ【特異性の原則】を覚えておいてください。

『トレーニングの効果はトレーニングを行ったようにしか現れません。』というモノです。


ジョギングをして心肺機能は向上しますが、下半身の筋力アップや柔軟性はそこまで向上しません。

スクワットをして下半身の筋力アップはしますが、心肺機能や柔軟性はそこまで向上しません。

ヨガをして柔軟性は付きますが、筋力アップや心肺機能はそこまで向上しません。


上記の例の様に、単発の運動を行なってもその効果しか期待できないので、バランスよくトレーニングすることをオススメしています。



30分のリモートトレーニングでは、【運動の三種の神器】を10分ずつくらい取り入れて、バランス良く体力要素を向上できるようにプログラムされています。


60分や90分もトレーニングする必要はありません。何故かと言うと、トレーニング時間が長すぎると結果的に継続することが困難になるからです。


リモートトレーニングで習った運動を日々10分でも良いのでライフワークに取り入れて継続してみてください。


健康を手に入れるためには、トレーニングの量よりも、頻度が大事です。
これは、長年のトレーニング指導経験から導き出した答えです。


日々コツコツ運動を続けて、長期間に渡り継続できた人が最後は良い思いをします。


運動=トレーニングは、短期間だけ取り組むものではありません。
ご自身のライフワークに取り入れて、習慣にしてしまうことが最終目標となります。


そのためにも、簡単なことから徐々にステップアップすることが重要です。


初めからハードルを高くする必要はありません。

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